後から考えればそこが人生の大きな転換点だったということも、その渦中にいればなかなかわからないもので。でも今年はきっとそんな転換点のひとつだったと、僕は思う。

　個人的なことでいっても、仕事上のことでいっても、あるいは社会全体の様相のことでいっても、やはり今年は大きな変化があった。それがどのようなものかを書き連ねていたら年を越してしまうのでここでは割愛させていただくが、大きな変化であったことは間違いない。ここから暗くなるかもしれないという危機意識は高まっているが、それで落ち込んでいては仕方が無いので、出来るだけ明るくしていたいと思う。そういう無闇なポジティブさは持っているつもりだもの。

　とかなんとか言っているうちに間もなく年越し。2014年がすべての皆様にとっていい年でありますように。しかしなかなかそうも行かないというのも現実で、誰かの幸せは誰かの不幸せの上に成り立っているという側面もあるわけで、だとしたら自分だけでも幸せにならなきゃと、みんなが懸命に頑張って行けばいいのではないかと思ったりする。

　頑張ろう人類。頑張ろう日本人。頑張ろう俺。それでは本当に皆様良いお年を。

　musipl.comでのレビューを８月から始めて、先日100個目のレビューを公開した。情報サイトを作る以上いろいろと夢は膨らんだりするが、まずはコンテンツをしっかりしないといけないと思い、ひたすらレビューをアップすることに専念していた。年末を迎えて区切りの100レビューを達成したのでとりあえず安堵している。来年はここからいろいろ広がっていくといいなと願っている。

　というわけで、2013年のアクセス数上位10を発表します。とはいえ年内にもあと数レビュー残しているので、最終的にはものすごいアクセスのものが出て来るかもしれないけれど、まあひとつの区切りということで。

1位 POP-OFFICE『End Of The Summer』

　スーパーカーが90年代後半に颯爽と顕れた印象を彷彿とさせるシューゲイザーと歌謡性を折衷しながら、少しずつ過ぎゆく青い想いと若さゆえの無為、倦怠感を刻印したような言葉を乗せて、音空間を游泳する―そんな、ささやかな感傷さえこのMVを観ていると、よぎりもする。そして、全体を包み、暈かす北野武の映画の一部に見受けられるような独特の“ブルー”は切ない。このフィードバック・ノイズが止まない間は…　(レビュアー：松浦 達)

2位 Especia『ミッドナイトConfusion』

　レコード化されている音楽は、そこに収められている曲の良し悪しでしか判断しない、という楽曲至上主義者にとっては、曲さえよければアイドルだろうが、メタルだろうが、ソフトロックであろうが、ジャンルはまったく関係ないものですが、今最も注目すべき楽曲をリリースし続けているのが、この大阪・堀江系ガールズグループ「Especia」。繰り広げられるチャーミングなポップスの実験は、クラクラするほど悩ましくて…　(レビュアー：松尾宗能)

3位 Cuushe『I Dreamt About Silence』

　京都からは竹村延和、高木正勝、レイ・ハラカミなど優れた現代音楽家を生んできたが、この京都出身、ベルリン在住のCuusheも今、世界的に注目を集めている気鋭の女性アーティストであり、このMVで見受けられるのはあくまで一端だが、センシティヴなまでの音楽への拘りと同時に、自由な発想を兼ね揃えている。ポスト・クラシカルなど小難しくカテゴライズする必要なく、“リラクシング・ミュージック“としても…　(レビュアー：松浦 達)

4位 やまはき玲『TARI』

　哀しげなピアノから入る曲が、その哀しげなトーンを崩すことなく続いていく。ささやくような歌声もけっして温度を上げることなく続いていく。その静かで低くて哀しげな曲が、なぜかとても強い印象をぶつけてくる。サビの「続け続け」という言葉だけが印象に残るのは、きっとこのミュージシャンの意思の続けていこうという強さなのでしょう。今はどのミュージシャンも道に迷っていると思うし、そんな中で信じることを…　(レビュアー：大島栄二)

5位 No Lie-Sense『イート・チョコレート・イート』

　鈴木慶一とKERAという大御所2人による新人バンド、No Lie-Senseによる新譜。これを「あまり知られていない音楽」と呼んでいいのかどうかは意見の分かれるところでしょうが、でもまあきっとほとんどの人には知られてない（わははははっ！）。そんなわけでご紹介。本人たちは「脱力系」とか「意味ないんです」などと言っているみたいですが、結構力入ってると思います。このビデオはまるで映画を見ているようで…　(レビュアー：大島栄二)

6位 ゆーきゃん『サイダー』

　02年から続く京都のボロフェスタの主催者のひとりにして、その透き通った歌声でその場の空気感を静かに緩やかに変えてしまう、そんな透明性と存在を持ったアーティスト。この「サイダー」のMVでも、何気なくも美しい緑に陽光がやわらかくレンズ越しに混ざり合った公園で、日常で募る想いの儚さの縁を確かめるように歌う。それだけだが、いや、それだけで、とても美しい。ルー・リードの「Perfect Day」という…　(レビュアー：松浦 達)

7位 ジュリーフジヲ『夜のクラゲ』

　ゆるーい感じの音楽にのって、オッサンの風貌をしたオッサンがこちらに歩いてきながら歌います。これでスターになれるのだろうか？そんな疑問などおかまいなしに歌います。後ろから怪しげな女性2人が踊りながらついてきます。同じファッションです。ファッションというかユニフォームです。でも僕こういうのいいと思うんですよ、音楽さえ良ければ。どうしてもルックス重視の人はジャニーズとかビジュアル系を追って…　(レビュアー：大島栄二)

8位 ドレスコーズ『ゴッホ』

　2011年に惜しくも解散したが、毛皮のマリーズにおける艶やかなグラム・ロックから歌謡的センス、または“ティン・パン・アレー”とアルバム名に称するなどのコンセプチュアルさと、突飛さの併存の鮮やかさはいまだに記憶に残っている人も多いかもしれない。そして、ボーカルを担当していた志磨遼平がメインとなり、結成されたこのドレスコーズは当初はマリーズのイメージがまだ付き纏いながらも、「Trash」辺りのガレージ…　(レビュアー：松浦 達)

9位 Lillies and Remains『I Survive』

　バウハウスの曲名と文学的な響きの良さから取ったバンド名、ゴシックなエクリチュールをベースに京都から07年にあらわれた彼らはポスト・パンク、ニューウェーヴ直系のサウンドと上品な頽廃と反語的な希望的な何かを求め、メンバーの変遷と艱難な時期を幾度も経てきた。それは都度の曲群やMVでも刻印されていたが、ただ、現在進行形の彼らはこのMVに見受けられるように、70年代のNYアンダーグラウンド・シーンへの…　(レビュアー：松浦 達)

10位　ELEKIBASS『オーストラリア』

　ポップスの軽やかさを体現できるバンドってあまり多くないです。表現に向かうときの作家性なるものが、心情の吐露にまみれてしまうのは、「私小説」が尊ばれる世にあっては当然の成り行きかもしれませんが、そのような表現に息苦しさを感じる音楽ファンも少なからず存在します。 　そこでこのエレキベースの登場です。彼らはその音楽性からステージのパフォーマンス、DIYに根ざした活動全てが軽やかで、ポップでロック…　(レビュアー：松尾宗能)

次点 SAPPY『Swimming Night』

　ポップですね。この曲はとびきりポップなナンバーですが、他にはけっこうマニアックなアプローチの曲も多数あって、単純な明るさ全開のみのバンドとは一味違う奥の深さを持った人たちですね。エレクトロやUKインディーまで幅広いバックグラウンドを持っているからこそ、単純なポップソングとは違った何かを打ち出せるのでしょう。まあそんなめんどくさいことなんて全部忘れてボーカルさっぴの爽やかな歌声を楽しむだけで…　(レビュアー：大島栄二)

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　と、だいたいこんな感じ。ベスト３レビューに僕のレビューが１つも入ってないとか。わははは。まあ、それは一種の勲章だと思ってます。有名なアーチストのレビューは検索されてアクセスも増えたりするので、アクセスが少ないということは、それだけ無名ということでもあって、そういう中から発掘していくという醍醐味。僕のレビューの1位も動画の再生数少なかったし。

　また、無名でもアクセス多かったり、逆に有名なのにアクセス少なかったりすることも多く、面白いなと。それは要するにアーチスト本人がエゴサーチして発見し、すかさずツイッターでリツイートしたりすることでファンに広がっていってたくさん見られるということ。エゴサーチをするかしないかにはアーチストとしての考え方があるだろうから一概には言えないけれど、ここでアクセスが多いアーチストは他でなにかあった時にもアクセス数が多くなるはずで、だからそういう地道な作業をやるかやらないかは、結局多くのファンを獲得してつなぎ止めることが出来るかどうかということにつながるのだろうと思う。こういうサイトでせっかく取り上げられたのに、それを活かすも活かさないも結局自分自身。ただ単に言い音楽を作るだけの不器用さんもいいんだけれど、それだけでは伸びていけないんだろうなあと思う。というか、伸びるためのチャンスがあるんだとしたら、それは活用していこうよと、心の底から思ったりする。

　会社のあれやこれやを大掃除している。どうも書類整理が苦手で、だから平気で10年以上前の書類が棚に収まっていたりする。当然、もう見ないのだ。見る意味もないのだ。でも、捨てられない。だから棚の肥やしになっている。

　なので、もうそういうのはやめようと決心した。ちょうど年末だし、古くて要らない書類は処分。でも、まったく捨てるのもどうかと思うので、全部写真に撮ってJPEGデータとして保存することに。使うのはiPhone。スキャナーの方がきちんとした形で残せるのだろうが、その時間はない。フラットベッドスキャナに乗せてフタをして、ジジジジジとやってたら何週間かかっても終わらない。だから多少の質の悪さには目をつぶることにして、iPhoneでカシャリ。そのままBOXアカウントにアップロードする。名前はとりあえずそのまま。この年末年始の帰省先で、時間があったら内容がわかるような名前に変えていくつもり。それもかなり時間かかりそうだ。

　そういう昔資料を処理していると、懐かしい書類も出てくる。そういうのは保存する。とりあえず保存。保存した結果膨大な量になれば、またそこからセレクトして減らしていかなきゃいけないだろうけれど、今のところは大丈夫そうだ。

　懐かしかったり重要だったりする資料も、他のどうでもいい資料が多すぎると、重要なものまで結局埋もれて見なくなってしまう。正確には見たい時に出てこない状況になってしまう。それだと結局棚に保存していたとしても意味がない。だから今の作業はとても大切なんだなという気がしている。

　前回のブログでも触れたが、並行してやっているのが、2000年から2008年までの、ブログ以前にやっていた日記の整理。音楽ビジネスをやるものとして、今も基本は変わっていないと思っていたけれども、当時に考えていることや取り組みというものが、今とはかなり違っていることがわかる。それは音楽業界を取り巻く環境の変化が大きいわけだが、それ以前に自分の中の変化というものもあるように感じたのだ。今は今で精一杯やっているつもりではあるが、やはり初心を忘れている部分もあるので、これを機会にまた気持ちを引き締めたいとつくづく思った。

　とまあ、こんな感じ。それ以外にも大掃除的なことをいくつか取り組んでいて、やはり片付くというのはスッキリするものだなあとあらためて感じた次第。明日も頑張ろう。

　ブログを始める前にキラキラレコードのサイトでやっていた日記をまとめる作業をしている。まとめてどうするのかというと、電子書籍で発売するのだ。ええっ、個人の日記を販売するの？　そんな罵声が飛んできそうだが、まあ仕方ない。別件で電子書籍を発売する予定があり、そのためにも一度販売してみて、実際の手続きなどを体験しておく目的での販売なのだ。それでも発売したあかつきには是非買ってください。

　で、それは2000年から始まって2008年まで続いていた日記なのだが、とにかく長い。基本的に現時点ではコピペでwordの文書にしているのだが、1年を割り付けるだけで結構タフ。現時点では2001年の分までコピペしたのだが、そこまでで既に16万文字。誰が読むんだこれ、自分自身でも読むのは大変だぞ。とかなんとか言いながらも、コピペしながら断片的に読んでいると、うーん、若い。若いエネルギーで音楽ビジネスをやっている。記録されている日々の活動についてはかなりの部分覚えているものの、その過程で持っていたスピリットなんかはもうすっかり忘れているんじゃないかって、反省を込めてちょっと思った。

　昔の日記はある意味財産だ。自らのライフログでもあり、気持ちまで記録している。読み返すことでその頃のことを思い出すことが出来る。明日からの仕事、気持ちを新たにして頑張ろうと素直に思った。もちろん状況は違っているので同じようにというわけにはいかないのだけれども、それでも気持ちの部分でもう少し熱くなることは出来るんじゃないかって、ちょっと思ったりしたのだ。

　秘密保全法については先週末に可決して以来いろいろともう語られ尽くされているだろうからもう書く意味あるのかという気もするが、かといって触れずにいられる問題でもない。だから、遅まきながら書いてみる。というか、実は何回も書いては消したのだ。どうにも上手いこと書けなくて。何度書いても解説のような文章になってしまって。しかも法律の専門家でもない解説に何の意味があるのかと。なので今回もそうなる可能性はあるけれど、とりあえず書く。それが今の時代に生きる日本人として大切なことだと思うから。

　秘密保全法の趣旨は、国家には機密というものがあって、それを漏らしたらいけないよ、法で厳しく罰するよ、というものである。それには異論はない。昨年だか一昨年だったかの海上保安庁職員の動画公開などはそれに当たる。あれは厳しく罰せられるべきだと僕は思う。だがそんなに罰せられた形跡はない。

　だから法整備するよというのなら、それはそれでいいと思う。だが、今回の法律はやり過ぎだ。治安維持法の再来だと騒がれているが、それも当然だ。やり過ぎで、同時に作り込みの足りなさ。曖昧な部分がたくさんある。大臣の答弁が二転三転する。それで国民に罰則を与えるとは、テキトウにもほどがある。

　例え話で進めたい。信号無視はいいことだろうか？違うね。いいことではない。信号無視をお巡りさんに見つかったら怒られる。車やバイクでそれをやったら切符切られて罰金だ。いけないよ、まったくいけないことだ。

　だがそれが成立するのは、街に信号が設置されていて、赤だの青だの点灯するからだ。秘密保全法の難しいところは、街に信号らしきものがなくて、何の気無しに渡ると捕まり「今信号無視しただろ」と言われてしまう点である。仮に信号があっても、その信号のライト部分には黒い覆いがされている。それで渡ると「信号無視」だ。たまったものじゃない。それでは法律違反の意識もない人が簡単に取り締まられてしまう。そんな大権を警察や検察に与えるようなものだ。この法律は完全に勇み足だと僕は思う。

　とても不思議なのは、取り締まる側はそれが「秘密」であることを知っているのだろうか。知らなければ取り締まれないだろう。秘密である以上、それをどこまで知っていいのか。取り締まるとなるとそれなりの人数が捜査に当たる。その捜査に当たる人たち、末端の警官までもが国家の秘密を知って捜査に当たれるのか。ではごく一部の人たちだけがその秘密を知り、末端の捜査官は理由もよく知らずに逮捕をするのか。礼状はあるのか。その礼状には具体的な罪状も記されず「国家機密を知ったから」という曖昧なことが書かれているのか。その礼状を出す裁判所は秘密を知って礼状を出すのか。それとも知らずに捜査機関の言いなりになって礼状を発行するのか。そういうことを考えていくと本当に混沌としてきて、だから「危ない橋は渡らない」から「危ない橋には近寄らない」ということ以外になくなってしまう。では、その「危ない橋」はどこにあるのか。それは誰にも判らないのだ。秘密なのだから。

　大臣や総理が言うように、常識的に考えれば一部のテロリストを取り締まるための法律であって一般市民には影響はないということだろう。だが、この法律は大権である。大権を持つと人は変わる。ましてや今の権力者が持っている自制を10年後20年後の権力者が同じように持つ保証は無い。政界を引退した古賀誠や野中広務ら元幹事長たちがそろってこの法律の危険性に言及している。どちらが正しいではなく、権力の座にある人の意識や常識は時代によって変化するということだ。10年後にどんな人がその座にあるのか。その人がどのように考えるのかによって、大権は振るわれ方が変わってくる。危ない橋がどこにあるのかわからないで近寄った人が突然逮捕される。そして昨日まで普通の善人だった人に、逮捕後には「危険なテロリスト」のレッテルが貼られる。貼られてしまったら、そりゃあ逮捕されるのも仕方ないよなという世論に飲み込まれてしまう。

　そんなこと言っていたら、国家機密を守ることなんて出来ないだろう、海上保安庁職員の行為を罰せられないだろうと言われそうだ。確かにそうなのである。それを防ぎ罰する法整備は必要なのだ。だからこそ、もう少し慎重で丁寧な進め方が必要だったのではないかと思う。そして、国家機密を守るための法整備よりも、民主主義を守るための抵抗運動の方に、僕はより近い立場であり、気持ちでもあるのだ。

　今更言っても詮無いことなのかもしれないけれども。

　最近「ブログのアクセスをアップさせるには、タイトルに数字を入れるといいよ」的な記事をたくさん目にしたので、とりあえず数字をいれたブログを書いてみました。しばらくこじつけで数字を入れると思います。気にしないでください。

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　で、昨日自転車を買った。息子を乗せられるタイプの自転車。そういうのを探していたのだけれども結構高く、これなら海外ブランドのカッコいい自転車買えるじゃないかと凹んでいたところ、捨てる神あれば拾う神あり。小さな自転車屋の店頭に中古で19800円の値札。それでお金を下ろして再び直行。無事に購入。とてもいい買い物ができた。

　僕が最後に自転車に乗ったのは39歳の春。暗い路地に入っていって転倒し、手首を骨折して入院手術。転倒した場所に乗り捨てていた（回収出来なかったので）自転車は退院後には跡形もなく、以来自転車に乗ることを辞めていた。恐いじゃないか、もう。しかし昨年息子が生まれ、ベビーカーでは京都のメイン交通手段のバスに乗りにくかったりするし、電車＆徒歩の移動では限りがあるので、そろそろ自転車が必須かなと。

　京都は程よい広さの街だし、それになんといっても交通手段がそれほど便利ではない。東京の地下鉄なら乗り換えても改札を通ったかどうかで料金が決まるけど、バスだと1度乗り降りすると220円かかる。だから目的地まで2回乗り換えると660円だ。そんなのやってられない。そんなこともあってか、自転車の街といってもいいくらい、自転車が多い。僕もようやくその仲間入りを果たすということになる。ちょっと嬉しい。

　嬉しくなって昨日は結構乗ってみた。が、足に来る。これまで毎日10km程度歩いていた僕でさえ腿の裏がパンパンになる。きっと使う筋肉が全然違うのだろう。かなりへこたれた。京都は盆地で、見た目はそんなにアップダウン無いのだけれど、いざ自転車を漕ぐと起伏がわかる。職場から自宅まではずっとなだらかな上り。まあ鴨川が上流から下流に流れていて、それと逆の道を行くのだから、アップダウンはあるわな。わはは。

　多分慣れの問題なのだろう。自転車を漕いでいるうちに、自転車に必要な筋肉が鍛えられていくだろう。それまではガマンだ、辛抱だ。10年間の自転車筋ブランクをなんとか克服せねば。ふう〜。